【千万人と雖も吾往かん】高須院長の愛知県・大村知事リコール運動、
2020年07月04日05:00
カテゴリー │あるがままに
《成立すれば日本の戦後政治に風穴を開ける一大事》
愛知県議会の議会運営委員会は2日、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が大村秀章知事の不信任決議を求めた請願を全会一致で不採択とした。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」などについて大村氏の責任を問う内容で、高須氏は2日の議会運営委に出席し、「愛知のイメージを大きく傷つけた」と主張した。最大会派の自民党は「多くの問題があったが、本件のみで判断するべきではない」との考えを示した。高須氏は委員会終了後、報道陣に「悲しい思いになった。(県議会も)一緒にリコールを働きかけようかな」と話した。始まりは6月1日(月曜日)一本の電話からだった。着信画面を見ると作家の百田尚樹さんだ。
「急な話なんやけど、明日の午後、高須先生が名古屋で大村知事リコールの記者会見するんやて。有本さん、現地、行かれへんよな」高須克弥院長が、愛知県の大村秀章知事に怒り心頭、リコール(解職請求)を考えておられることは、院長のツイートなどから察していた。「竹田恒泰さんは『行く』と即答してくれたで」と百田さんが一言。思わず、「わかりました。『私も参ります』と高須先生にお伝えください」と答えていた。翌日、科学者の武田邦彦氏もおられた。
高須院長の応援団として、インターネット番組「真相深入り 虎ノ門ニュース」のレギュラー出演者が期せずして顔をそろえた。まず、都道府県知事のリコールは、過去に例がない。数百万の有権者に「イエス・ノー」を問う知事のリコールは、その運動が惹起(じゃっき)されたことすら例がないのだ。もし成立すれば、史上初、日本の戦後政治に風穴を開ける一大事である。が、その重大性にメディアの皆さまが、いまひとつピンときておられないように見える。
第2のポイントは、今回の「争点」だ。高須院長や私たちが問題視しているのは、端的に言えば、極めて不適切な公共事業であり、税金の使途である。前代未聞のとんでもない公共事業をゴリ押しした大村知事の行政手法を「許せん」と、高須院長は一貫して主張している。
ところがこれを、あたかも「表現の自由」を認めない偏狭な考えの人々が騒いでいるかのようにミスリードするメディアがあるのは甚だ残念である。
日本国憲法第一条で、「日本国と日本国民統合の象徴」とされている天皇陛下であられた昭和天皇の写真をバーナーで燃やし、灰を足で踏みつける。良識のある日本国民なら正視に耐えないこの表現でも、私的に行う分には強制的にやめさせることはできない。しかし、公金を注ぎ込む公共の場に展示するものとして、ふさわしいと言えるのか。それを改めて愛知県民に問おうというわけだ。この企画展のプロセスには重大な疑惑がつきまとっている。慰安婦像など、不適切とされそうな作品の存在を「隠して」文化庁に補助金申請したのではないかとの疑惑が完全に払拭されたとは言い難い。一部関係者の証言どおりなら、補助金詐取かとも思えてしまう。
ところで、高須院長はがんの闘病中でもある。その体でまさか、文字通り命を削って、「日本のため」「郷土・愛知県の尊厳のために」闘っているのだが、院長に悲壮感はない。「戦いの火蓋は8月1日に切っておとされます。(中略)身内となった皆さん、僕の総攻撃の合図を待ってください。僕は一瞬でリコールを成立させ、勝負をつけるつもりです。歴史に残ります」院長のこのツイートにしびれたのは私だけではないだろう。風は少しずつ、しかし着実に変わってきている。高須院長は2日、県議会での陳述に立つ。まさに「千万人と雖(いえど)も吾(われ)往かん」の気概を示されるに違いない。とかく群れるのが好きな永田町の皆さまよ、よく目を開いて高須院長の闘いぶりをご覧あれ。〈有本香の以読制毒〉氏より一部引用
愛知県・大村知事のリコール呼びかけ 高須院長らが会見(2020年6月2日)〈動画です〉
https://www.youtube.com/watch?v=7bxs8jPHI4o
【高須院長×河村たかし名古屋市長】ぶら下がり記者会見(大村愛知県知事100万人リコールの会)〈動画です〉
https://www.youtube.com/watch?v=m2ZXNQcc188
「有本香の以読制毒」【千万人と雖も吾往かん】高須院長の愛知県・大村知事リコール運動、成立すれば日本の戦後政治に風穴を開ける一大事
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200702/dom2007020007-n1.html

