【デルタ株】「ブレークスルー感染」ワクチン2回接種完了の高齢者も油断禁物『3回目接種』が不可避か“最凶” の《ラムダ株》

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(1)新型コロナウイルスの感染が全国的に急拡大するなか、65歳以上を中心としたワクチン接種完了者の重症化や死亡は抑えられてきた。一方でここにきて感染力の強いデルタ株による接種後の「ブレークスルー感染」の事例報告も目立ってきた。2回接種後も油断は禁物で、マスクなど感染対策に加え、3回目の接種も不可避となってきた。
(2)河野太郎行政改革担当相は16日、ワクチンの「ブースター」と呼ばれる3回目接種分について米ファイザー社と新たな供給を受けることで合意したと明らかにした。米モデルナ社製も「今年2回打った人が3回目を打つのに十分な量は確保している」と明言。
(3)16日発表時点で国内のワクチン総接種回数は1億991万回。65歳以上の88%が2回接種を完了し、全体でも49%が少なくとも1回接種を終えるなど当初の見通しよりも前倒しで進んでいる。
(4)一方、栃木県では10日までにワクチン接種後に91人の感染が確認された。1回目接種が43人でうち2人が重症化した。2回接種していた48人には重症化例はなかったが、十分な免疫ができるとされる「2回接種後2週間」が経過していた人も複数いたという。
(5)同県さくら市では今月上旬に高齢者施設で29人のクラスター(感染者集団)が発生。うち70~90代の少なくとも28人は2回接種を終えていた。県感染症対策課の担当者は「飲食時のマスク未着用もあった」。
(6)福岡市でも、6月30日から今月6日までの期間の新規陽性者4173人のうち、約1・6%に当たる70人が2回接種後2週間経過していた。重症例はなかった。いずれも2回接種後の重症化例はなく、ワクチンの効果は鮮明だが、全く感染しなくなるわけではないことが分かる。
(7)東京医療保健大の菅原えりさ教授は「全国的にも高齢者施設などでクラスターの発生事例も聞かれるようになった。ワクチンを2回接種した有症状の職員が発端と考えられるケースもあり、より数が増えれば利用者の中に重症例も出てくる可能性もある」と指摘。
(8)気になるデータもある。東京都内の新規感染者数に占める65歳以上のの割合は、「第3波」の2月に27%台に達したが、ワクチン接種が進むにつれ、7日間平均で4月に10%を切り、7月には2%台に下がった。ところが今月に入って再び3%台に上昇。
(9)前出の菅原氏は「接種後も免疫の獲得の程度には個人差があり、抗体の持続期間も詳細は分かっていない。全体の接種率が上がるまで、マスクや手指の消毒、外出自粛などの生活を変えない意識が重要だ」と注意喚起。
デルタ株「ブレークスルー感染」 ワクチン2回接種完了の高齢者も油断禁物「3回目接種」が不可避か 河野担当相「十分な量確保している」。
◆東京五輪関係者への感染で国内で初めて確認された新型コロナウイルス・ラムダ株の危険性に、海外メディアが強い警告を発した。
◆現在はデルタ株によって感染が深刻化している日本。報道通りの威力でラムダ株が拡大すれば、計り知れない危機的状況を迎えることになりそうだ。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210817/dom2108170005-n1.html
「ワクチンほぼ無効」五輪関係者の感染が発覚した “最凶” ラムダ株、海外メディアが警鐘
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb57caaaf552bc1857a000dab4a8cae1e8be6b7b

【デルタ株】「ブレークスルー感染」ワクチン2回接種完了の高齢者も油断禁物『3回目接種』が不可避か“最凶” の《ラムダ株》


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