トヨタ『EV』時代に【「水素」で大逆転】!?米では10年間で80%。バイデン政権が価格の大幅値下げ敢行へ 。

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(1)二酸化炭素(CO2)削減に向け、大転換期を迎えている自動車業界。各社が電気自動車(EV)に関する長期ビジョンを発表する中、気候変動問題に注力するジョー・バイデン米政権が水素の生産コストを大幅に引き下げる目標を発表した。これまでの流れに一石を投じるのか。
(2)ロイターは6月7日、米エネルギー省が、再生可能エネルギーや原子力発電などで生産した水素の価格を10年間で80%引き下げ、1キログラム当たり1ドルとする目標を示したと報じた。同省は温室効果ガスの排出削減目標の達成に向けた「エネルギー・アースショット」計画を打ち出しており、今回が第1弾になるという。
(3)大手自動車グループはEVシフトを加速させている。ホンダは2040年までに世界販売全てをEVと燃料電池車(FCV)に切り替えると発表したほか、ポルシェやアウディが属する独フォルクスワーゲングループが30年までにEVの割合を欧州で70%、米中で50%にする。日産自動車や米ゼネラル・モーターズなども続々とEV販売の目標を掲げた。
(4)一線を画すのがトヨタ自動車で、5月にEVやFCVだけでなく、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)も含めて30年に800万台とする目標を発表した。豊田章男社長は再三にわたって「全てがEVになれば、日本で100万人の雇用が失われる」と警鐘を鳴らし、世界初となる水素エンジン車での24時間耐久レースにも参加した。
(5)トヨタは14年から水素燃料電池車「ミライ」を発売しており、昨年末にフルモデルチェンジした。水素搭載量は5・6キログラムで、グレードによって異なるが、1度の充填で約750キロメートル走行できるという。水素は現在、1キログラムあたり1100円程度のため、国内でも米政府が目標とするような大幅値下げが実現すれば、相当な追い風となりそうだ。
(6)水素はEVに追いつけるのか。自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「価格引き下げが実現すれば、トヨタが注力する水素燃料電池車には大きな魅力になる可能性は十分にあるが、水素ステーションの数が少ないのが問題。EVも供給に大きな問題を抱えている。各社はあらゆる可能性を排除せず開発している段階で、答えを出すにはもう少し時間がかかるだろう」と指摘した。
◆商用水素ステーションは、現在日本各地で整備が進められています。まず、首都圏・中京圏・関西圏・北部九州圏の四大都市圏とそれらを結ぶ幹線沿いに整備する計画で、2019年12月現在、112ヵ所の水素ステーションが開業しています。
水素ステーションの設置場所は、こちらのウェブサイトから探すことができます。
また、トヨタのMIRAI専用T-Connectナビでも、最寄りの水素ステーションを検索できます。
水素ステーションとは。設置場所や数、価格について
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-hydrogen-station-place/
トヨタ「EV」時代に「水素」で大逆転!? 米では10年間で80%…バイデン政権が価格の大幅値下げ敢行へ
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210703/dom2107030004-n1.html

トヨタ『EV』時代に【「水素」で大逆転】!?米では10年間で80%。バイデン政権が価格の大幅値下げ敢行へ 。


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