沖縄県粟国村で50年に一度の記録的な大雨《災害に厳重警戒》始まった大雨の【線状降水帯】情報。異論が相次いだわけ

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(1)沖縄県の本島北部では、「線状降水帯」による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているとして、気象庁は、29日午前2時49分に「顕著な大雨に関する気象情報」を発表。この情報は警戒レベル相当情報を補足する情報で「警戒レベル4相当以上」の状況で発表される。
(2)顕著な大雨に関する気象情報」は、今年6月17日の運用開始後、全国で初めてとなる。
身の安全を図る行動を
(3)すでに「大雨警戒レベル4」の避難指示が出ていたら、災害が起きる前に今すぐ避難し、たとえ、避難情報がまだ出されていなくても、少しでも危険を感じたら、身の安全を図る行動をとる必要がある。
(4)崖や川の近くなど危険な場所にいる場合は、 地元市町村から発令されている避難情報に従い、少しでも安全な場所への速やかな避難が重要となる。
(5)周りの状況を確認し、避難場所への避難が危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保をするようにしたい。
(6)市町村から避難情報が発令されていなくても、今後、急激に状況が悪化するおそれもある。少しでも危険を感じた場合には、自ら安全な場所へ移動する判断が必要だ。また、「線状降水帯」がかかる大河川の下流部では今後危険度が高まる可能性があることにも留意する必要がある。
予報用語における線状降水帯の定義
◆次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300㎞程度、幅20~50㎞程度の強い降水をともなう雨域。
『線状降水帯』発生、沖縄本島北部で記録的な大雨、沖縄県に「顕著な大雨に関する気象情報」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9304d54bbd2260be033ea5208bf12135b381250a
気象庁は17日午後1時に「顕著な大雨に関する気象情報」を速報する運用を開始しました。
(1)この情報は2020年7月の豪雨などで災害の一因となった「線状降水帯」の形成を確認した際に速報します。「線状降水帯」は発達した積乱雲が帯状に連なり、そのエリアに断続的に大雨を降らせるもの。
(2)新たな速報は、3時間の解析雨量が100㎜ミリ以上の範囲が500㎢㎞以上あり、一部は150㎜以上に達していること、雨雲の分布の形が「線状」になった場合に発表されます。
(3)この情報は5段階ある大雨に関する警戒レベルで、上から2番目のレベル4以上に相当します。ただ、予測の情報ではなく実際に降っている状況を確認して発表されるため、気象庁が発表した時には既に避難所へ移動が難しい状況になっている恐れもあります。
(4)大雨が降り続いている場合、自治体からの避難に関する情報を確認して早めの避難などを心がける必要があります。
「線状降水帯」速報の運用始まる(2021年6月17日)
https://www.youtube.com/watch?v=td5fllaZabA

沖縄県粟国村で50年に一度の記録的な大雨《災害に厳重警戒》始まった大雨の【線状降水帯】情報。異論が相次いだわけ


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