日本列島を襲う「3つの巨大地震」とは
《房総半島沖、首都直下、西日本全域》
今度は“2000年に1度”の大津波が西日本を襲う!?
30~40年以内に必ず来る「3つの巨大地震」の正体
【長尾年恭教授】講義の一部抜粋
日本列島を襲う“3つの巨大地震”とは
日本が地震活動期に入った今、我々はどんな地震に注意しなければならないのか。
これから懸念しなければならないのは、房総半島沖(東日本)、首都直下型、西日本の巨大地震である。
緊迫した状況にあるのはすべてで、これらの地震は必ず発生する。それはいわば「人は必ず死ぬ」ことと同義であり、非常に残念ではあるが、地球が生きている以上、巨大地震を避けることはできない。
また現在の科学技術では、いつ起きるかはわからないのが現実だ。人間も血圧や心電図をずっと測っていれば、その直前には死期もわかるが、健康な人がいつ死ぬかは分からないことと同じである。
では、それぞれの地震はどれほどの規模で、どのような被害をもたらすのか。
「東海・東南海・南海地震」と発生場所は同じだが、今回懸念されている「西日本の巨大地震」はその倍以上の規模になるうえ、九州や沖縄まで同時に発生する。そして、3.11と同様、太平洋の沖合でプレート境界が一度に壊れることで、太平洋側にはどこでも15~20メートルの津波が押し寄せることになるだろう。
発生時期は、これから30~40年、長くても50年以内と見ている。(今日・明日も含まれる。)
東日本の地震については、房総半島沖に3.11の地震で割れ残った断層があり、現在、いつ破壊してもおかしくない状況だ。
考えられる規模はマグニチュード8クラスで、横綱級の巨大地震になり、房総半島や九十九里に大きな津波が襲うことが懸念される。
一方、首都圏については、震度は5強~6程度で、古い家や液状化の影響をのぞけば、非常に頑丈である日本の建物に大規模な倒壊の危険はないだろう。また、東京湾に津波が入り込んだとしても、2~3メートルほどだと考えられるとして発言されています。
※2012年に浜松市役所内で、浜松市議会「創造浜松」のお誘いをいただき講義を受けました。非常にわかりやすい説明で、なぜ、地震が発生するのか、メカニズムから多く発生する月の面白い解説をしていただきました。
3.11から4年を経過して、微少地震が減少沈黙している現在、嵐の前の静けさとして再度、確認する意味で掲載させていただきました。
《東海大学地震予知研究センター・長尾年恭教授》
↓
http://diamond.jp/articles/-/15557
情報画像「グッドモーニング」2014.12.29
今度は“2000年に1度”の大津波が西日本を襲う!?
30~40年以内に必ず来る「3つの巨大地震」の正体
【長尾年恭教授】講義の一部抜粋
日本列島を襲う“3つの巨大地震”とは
日本が地震活動期に入った今、我々はどんな地震に注意しなければならないのか。
これから懸念しなければならないのは、房総半島沖(東日本)、首都直下型、西日本の巨大地震である。
緊迫した状況にあるのはすべてで、これらの地震は必ず発生する。それはいわば「人は必ず死ぬ」ことと同義であり、非常に残念ではあるが、地球が生きている以上、巨大地震を避けることはできない。
また現在の科学技術では、いつ起きるかはわからないのが現実だ。人間も血圧や心電図をずっと測っていれば、その直前には死期もわかるが、健康な人がいつ死ぬかは分からないことと同じである。
では、それぞれの地震はどれほどの規模で、どのような被害をもたらすのか。
「東海・東南海・南海地震」と発生場所は同じだが、今回懸念されている「西日本の巨大地震」はその倍以上の規模になるうえ、九州や沖縄まで同時に発生する。そして、3.11と同様、太平洋の沖合でプレート境界が一度に壊れることで、太平洋側にはどこでも15~20メートルの津波が押し寄せることになるだろう。
発生時期は、これから30~40年、長くても50年以内と見ている。(今日・明日も含まれる。)
東日本の地震については、房総半島沖に3.11の地震で割れ残った断層があり、現在、いつ破壊してもおかしくない状況だ。
考えられる規模はマグニチュード8クラスで、横綱級の巨大地震になり、房総半島や九十九里に大きな津波が襲うことが懸念される。
一方、首都圏については、震度は5強~6程度で、古い家や液状化の影響をのぞけば、非常に頑丈である日本の建物に大規模な倒壊の危険はないだろう。また、東京湾に津波が入り込んだとしても、2~3メートルほどだと考えられるとして発言されています。
※2012年に浜松市役所内で、浜松市議会「創造浜松」のお誘いをいただき講義を受けました。非常にわかりやすい説明で、なぜ、地震が発生するのか、メカニズムから多く発生する月の面白い解説をしていただきました。
3.11から4年を経過して、微少地震が減少沈黙している現在、嵐の前の静けさとして再度、確認する意味で掲載させていただきました。
《東海大学地震予知研究センター・長尾年恭教授》
↓
http://diamond.jp/articles/-/15557