【逆さ地図】で見る、中国にとって邪魔な日本

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《強引に海を渡ろうとする中国の真意》
 【内容紹介】
 【逆さ地図】が示す令和日本が生き残る知恵。2020年の大局を読む!新視点の「地政学」で描く20のシナリオ。
アメリカ主導の戦後秩序と同盟で、「地政学的」な脅威から守られてきた日本。新たな覇権時代で内憂外患の状況を前に、地図の向きと発想を変えることで国際情勢の大潮流を的確に読み解く令和日本人必読の1冊です。
 われわれ日本人が地図を見るときの常識は、上が北で南は下。東は右で西は左である。このことは小学校の社会科で誰もが習いました。海を渡って東に突き進めばアメリカ大陸があり、太平洋には進路を遮る障害はない。また、北を向けば中国大陸があり、朝鮮半島、ロシアの沿海州がある。ここでも日本との間にあるのは海だけである。それさえ渡れば日本からはどこへでも行けると思うのは自然なことです。
 しかし、中国を中心にして、逆さに地図を見てみると、とんでもない現実が見えてくる。中国にすると、大陸から見える海は狭く、すぐ近くに日本列島がある。さらに南に下ると九州から奄美諸島、沖縄、八重山と南西諸島が連なっており、台湾につながっている。台湾からはバシー海峡を挟んでフィリピンへと続き、その端はベトナムに連結している。こうして見ると、中国にとって自由に動ける海はごく限られており、広い海へ出て行こうとしても、先に挙げた島々の間を縫って行かざるをえない。しかも、中国の船の動向は、それらの島を領有している日本などから絶えず監視される。場合によっては海上封鎖で封じ込められてしまう可能性もある。

【中国が引いた「第一・第二列島線」】
 中国を中心の【逆さ地図】を基礎として、あらためて海を見れば、中国は周囲を囲まれているとしても、それらは小さな島々の連なりでしかない。大陸内部で激しい領土争いを繰り返してきた、中国本来のDNAからすれば、島に上陸して自国領にしてしまえばすべて解決すると思ってもおかしくない。次々と島を占領して自国領とすれば、包囲されていた海も、自由な海となる。
中国が内陸でやってきた領土争いの論理を、そのまま海に持ち込んできたのが、「東シナ海」、「南シナ海」における中国の行動原理だ。だからこそ、中国は「尖閣」でも、スプラトリーでも「核心的利益」を声高に叫び、勝手に埋め立て、島を広げ、領土を広げようとするのである。

【「逆さ地図」的発想のススメ】
 このように地図を逆に見ることで、自在に地図の見方を変えてみると、現在、目の前で起きていることの本質が見えてくる。
地政学的ファクター』を用いてアプローチすれば、一見、複雑そうに見える中国の動向が明確化してくる。中国に限らず、現在、世界で起きているさまざまな国際間の現象を、「地政学」の視点で見ると、思いがけない事実が見えることがある。〈松本 利秋〉著より一部引用

※中国から日本を見ると確かに「ナベの閉じ蓋」状態で、厄介極まりないことが理解できます。
逆転の発想で、「台湾・尖閣・日本列島」でしっかり守れば〈目の上のタンコブ〉になれます。
『逆もまた真なり』です。

韓国 中国「逆さ地図から日本を見て【ある事に】気づいた…」悲劇の知日家・朴鉄柱氏の目に映った日本 中国が日本の領海を脅かす理由とは?【衝撃】海外の反応
https://www.youtube.com/watch?v=J-silx78oQc

「逆さ地図」で見る、中国にとって邪魔な日本
https://toyokeizai.net/articles/-/70361

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