24日、外信と中国当局の発表によると、中国南部地域での豪雨と洪水により江西省・安徽省・湖北省など27の地域で、22日基準で被災者4552万人、死者および行方不明者は142人、家屋破損3万5000軒に達する被害。被災者の規模は韓国人口の約90%に当たる水準であり、経済損害は1160億5000万元(約1兆8000億円)に達したと推定される。もしこのダムが限界の水位を越えて氾濫、水圧を耐えられず崩壊すれば、揚子江下流の上海地域の大洪水が避けられずこの地域に建設された【
9基の原発】にも悪影響を与える可能性がある。
「韓国原子力関連団体」イ・ジョンユン代表は韓国通信社「ニュース1」インタビューで上海付近に原発が
9基ある。「三峡ダム」が氾濫し、この地域が浸水すれば大型原発事故の懸念を示した。「
日本の福島原発が浸水して原子炉の冷却機能を失ったが、同じ事態が再現される可能性がある」その被害が朝鮮半島へと向かう恐れもあると発表した。
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【上海市から最寄りの原子力発電所までは何キロ離れているのか】
中国の原発建設は今後も拡大し、2026年には米国を抜いて世界最大の原子力発電大国になるだろう。英国の石油王手、BPが昨年発表した報告書で予測した。中国はアジア有数の原子力大国。2017年5月現在、中国では高速炉実験炉を含めて37基の原発が稼働と「日本原子力産業協会」が発表した。世界の原子力発電動向によると、運転中の原子力発電の発電設備容量で中国が日本を初めて抜き、米国とフランスに次ぐ世界3位に浮上した。日本国内で原発の廃止が相次ぐ一方、中国で旺盛な投資が続いている。日本の技術者が警告、中国の「原発」は必ず大事故を起こす。設備も作業員も超いい加減とあります。上海の最寄りの原子力発電所は秦山とそのすぐ近くの方家山に【
9基の原発】があり、上海中心地から100km程の距離にそれぞれ有ります。
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※湖北省の西部・恩施トゥチャ族ミャオ族自治州で7月21日、大規模な山崩れが発生。土砂が長江の支流の清江になだれ込み、川をせき止め
“せき止め湖”が出来た。清江は水位が上昇し、17日には自治州の中心部・恩施市の街が冠水する大きな被害が出ていた。山崩れ現場では川がせき止められて水位が上昇し、決壊の恐れもある。
「三峡ダム」は本来、雨季の前に水位は下げておくのが世界の常識。しかし、水力発電による利益を追求して減水はしなかった。ほぼ満水のところに大雨流入で【緊急放流】。22午後8時、放流量を毎秒3.8万立方メートルから4万立方メートルに、さらに23日0時には4.3万立方メートルに高めた。25日未明にも流入量が建設以来最大の予想とある。増水状況を受け、湖北・湖南省では《3級緊急洪水対策マニュアル》を発動。長江沿いの濱湖地区では堤防の検査を強めている。中国共産党は、下流の人民家屋が流出しようと関係ない。《災害対策本部》すら設置していない。
【
上海原発9基】の最悪事態は、洪水により汚水・汚泥が〈冷却水プール〉に流入、全ての電源が喪失、循環冷却不能で《福島第一原発》の二の舞となり、日本にとっても甚大な被害となる。
https://www.youtube.com/watch?v=loWJX9nBmno
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もし三峡ダムが決壊したら?シミュレーション動画
https://www.youtube.com/watch?v=gJNu8B98ZBA
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中国の三峡ダムが崩壊すれば「原発9基が浸水? 」…放射能流出時「韓国にも被害」
https://news.yahoo.co.jp/articles/12c1250c76f4f0a50faba54f7cc224b9c48c9512