「無人戦闘機」が次期戦闘機と編隊、対地攻撃も可能。【防衛省が開発本格化】を目指している。

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【次々と導入が予定される「AI無人戦闘機】
 防衛省は、航空自衛隊の次期主力戦闘機の開発事業に関連し、同戦闘機に随伴する無人機の開発を来年度に本格化させる。人工知能(AI)で航行する複数の無人機が、空自パイロットが搭乗する次期戦闘機と編隊を組み、パイロットの指示を受けながら作戦行動にあたる計画。令和3年度に実験用無人機の製造に着手し、6年度ごろの飛行実証試験の実施を目指す。
 無人随伴機には、敵情報を探知するセンサーとして前方を飛行させる任務のほか、研究が順調に進めば、空対空ミサイルで敵戦闘機を攻撃する能力も備えさせたい考えだ。
AI無人戦闘機による編隊!防衛省の構想とは?!2021年は米空軍が「有人戦闘機vs無人AI戦闘機」のドッグファイトを予定! (動画)
https://www.youtube.com/watch?v=etvNDMVDLKQ
米国のシエラレオネ社(STS)が最新の「無人飛行機(5GAT)」の画像を公表
 米空軍のステルスドローン標的として使用される予定の「5GAT」は「第5世代」標的機として、またローコストの「ロイヤル・ウィングマン」として提案している。「5GAT」は1機あたり10万ドル(約11億円)と非常にローコストで、第5世代無人標的機としてのほか、F-35などの有人戦闘機の忠実な僚機である「ロイヤルウィングマン」としても使用できる。
 使い捨てのステルス機として模擬のドッグファイトに使用し、有人機の相手としてロシアのSu-57や中国のJ-20などに対してどの様に対応するかをシミュレートすることができる。胴体内にウェポンベイは備えていないが、パイロンを装備して武器搭載も可能となっている。さらに、様々な電子戦機器、AI機器、ISRR機器を搭載可能となっている。AIを使用したソフトウェア・ブレインで無人機をコントロールすることも検討しており、このプログラムに今後「5GAT」が提案される可能性もあるようだ。
【5GAT】米国のSTS社が米空軍向けステルスドローンの画像を公開 (動画)
https://www.youtube.com/watch?v=fFUgEmeETds
【パイロット不足も引き金に 各国の開発状況は】
 現代の戦闘機は性能の向上にともない、価格も高騰し続けている。少子高齢化や、LCC(格安航空会社)の普及などにともない、パイロットの確保がますます困難になると予想される。先進諸国では有人航空機と協働しこれをサポートする。
 2019年3月5日に初飛行した技術実証機「XQ-58A バルキリー」は、「ボーイングATS」と同様、適切な距離を保ちながら戦闘機と共に飛行する能力を持つことを目標。全長は「ボーイングATS」よりやや小さい8.8m、目標航続距離は約3900㎞、最大速度は1050㎞/hで、情報収集、偵察、電子戦のほか、胴体下部のウェポンベイ(兵器倉)に精密誘導爆弾のJDAMや、小型精密誘導爆弾のSDB(小直径爆弾)を搭載して、対地攻撃を行なうことも計画。
無人航空機導入】 空自向け無人偵察機を生産開始、なんと“海自”が無人攻撃機を導入!! (動画)
https://www.youtube.com/watch?v=wXOsk6_i9iQ

「無人戦闘機」が次期戦闘機と編隊、対地攻撃も可能。【防衛省が開発本格化】を目指している。


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